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日常の遊びの中で、絵本や写真のプリン・ドーナツを見て、食べる真似をして遊んでいた。
1.プリン、ドーナツをつくる話をする
導入(写真や絵を見る。ことで、イメージをふくらませる。)
◆写真や絵を見て視覚的に捉えることで、興味が持てるようにし、イメージをふくらませる。
○ドーナツやプリンの写真を見る。
T「この食べ物、何か知っているかな?」
C「知ってる!プリンだ!」
T「今日は、このプリンとドーナツをつくろうと思います」
C「やった!早くつくりたい~!」
2.プリンのつくり方を実演して説明する
◆保育者がやって見せることで、活動の手順を明確に理解できるようにする。
◆やりたい気持ちをふくらませ、活動への期待感を持つ。
パルプ粘土をつくる。
○洗面器にペーパーを入れ、つくっている様子を見せる。
T「まずトイレットペーパーに水をかけて、こねます」
○水のりと木工用接着剤を入れて、粘りを出す。
T「そして、おいしくなる素を入れます」
○絵の具を混ぜて着色する。
T「プリンは何色かな?」
C「黄色!」
T「ドーナツは?」
C「茶色?」
T「そうですね。では、プリンをつくりたいので、黄色の絵の具を入れます」
型に入れて、プリンをつくる。
○カップに粘土を入れ、プリンをつくる。
T「カップに、チョコレートソース(茶色の絵の具)を入れます」
T「黄色のプリンをカップに詰めますよ」
T「おいしいプリンができるかな?」
○プリンカップを逆さにして本体を取り出す。
T「カップを逆さにして、せーの!」
T「ほら!おいしそうなプリンができたよ!」
○飾りをのせて装飾する。
しぼり出し袋にホイップ(石鹸の泡)を入れて飾る。
T「プリンの上に生クリームとサクランボをのせたらできあがり!」
C「うわぁ!プリンだ!」
T「ドーナツも型に入れてつくるんだよ!」
○プリンと同じ手順で、ドーナツをつくる。
T「チョコソースとホワイトソースの2つあるから、好きなソースをかけてね」
T「さぁ、どんなプリンやドーナツができるかな?」
3.プリン、ドーナツをつくる
トイレットペーパーで粘土をつくる。
◆粘土つくりから取り組むことで、粘土の感触を楽しむ。
◆保育者は活動を見守りながら、子どもが意欲的に取り組めるように声掛けや援助を行う。
○材料を入れ、粘土をつくる。
T「では、粘土をつくってこねるよー!」
C「こねこね」
T「たくさん、こねてね!」
T「気持ちいい!ニュルニュルしてるー!」
粘土を型に入れ、プリンやドーナツをつくる。
◆ドーナツは、レンジで焼く工程を設けることで、実際の調理に近づけて活動を充実させる。
○型に詰めてプリン、ドーナツをつくる。
T「次は、プリンカップにチョコレートソース入れるよ!」
C「これでいい?」
T「プリンをカップに詰めて、逆さにすると…、ほら!できた!」
C「できた!生クリームをつけるー!」
○ドーナツはレンジに入れて作品を焼く工程を設ける。
T「ドーナツは、レンジでチンするよ」
C「レンジ入れる!」
T「後はソースをかけて、できあがり!」
4.できたプリン、ドーナツで食べる真似をして遊ぶ
◆作品づくりからごっこ遊びに活動を発展させることで、完成の達成感を感じる。
T「それじゃあ、みんなで食べよう!」
C「いただきまーす!」
イチゴクリームをたっぷり塗って楽しんでいます。
上からチョコチップなどのトッピングを楽しんでいます。
ちょっと難しいな。
ホイップを絞るのに苦戦しながらも、ぎゅっと絞って出していました。
生クリームが多い子や少ない子、それぞれのプリンが出来上がりました。
型抜きのドーナツだけでなく、お団子のように丸めてつくっている子もいました。
アドバイザー:舟井 賀世子
協力園:八田荘こども園(寺尾 紗知)