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1.ヒツジについて話し合う
◆ヒツジの登場する絵本の読み聞かせや、移動動物園などでヒツジを見て触ったり鳴き声を聞いたりした体験を話すことで、興味を高める。
◆ヒツジについて話すことで、ヒツジのかわいらしさやモコモコした体に興味を持つ。
2.絵の具を塗り広げて、ヒツジを描く
保育者が「モコモコ、モコモコ」と言いながら、画用紙の上に絵の具を塗り広げてみせる。
T「ここに、白い絵の具があります」
T「手のひらの上の白い絵の具を、色画用紙の上に『モコ、モコ』と広げてみましょうか?」
T「モコモコしたヒツジさんの体みたいになりますよ」
C 「ウワッー! やってみたい!」
子どもの片方の手のひらに、白い絵の具をのせ、塗り広げを楽しむ。
◆絵の具の量は、子どもの片方の手のひらからこぼれない程度にする。
◆片方の手で画用紙を抑えて、画用紙が動かないようにして塗り広げる。
T「みんなの手のひらにも、白い絵の具をのせてあげましょう」
T「片方の手で画用紙を抑えておくと、画用紙が動かないので、モコモコしやすいですよ」
C「モコモコ!モコモコ!」
C「おもしろいよ!」
C「ヒツジさん、大きくなったよ!」
C「もっと絵の具ちょうだい!」
C「まんまるヒツジさんになった!」
C「モコモコのヒツジさん!」
子どもたちは、絵の具を画用紙に塗り広げることを楽しんでいる。
茶色の絵の具を手のひらにのせ、混色しながら塗り広げを楽しむ。
◆白色の絵の具で十分に塗り広げを楽しんだ頃に行う。
◆手ひらや指、爪などで絵の具を混ぜて感触を楽しんだり、指や手のひらで跡などをつけて楽しむ。
T「次は、茶色の絵の具でモコモコしてみましょう」
C 「モコモコ、モコモコ!」
C「ヒツジさんの色、変わった!」
C「茶色のヒツジさんになった!」
3.クレパスでヒツジの毛を描く
◆絵の具が乾いてから行う。
保育者が実際に、ヒツジの体の上にクレパスでグルグルと線を描いて見せる。
T「ヒツジさんの毛、もっとモコモコにしてあげましょうか?」
C「どうやって?」
T「ヒツジさんの体に、ヒツジさんの毛にしてあげたい色のクレパスで、モコモコの毛を描いてあげましょう」
C「おもしろそう! やってみるよ!」
C「モコモコ、モコモコ、楽しい!」
C「もっと、モコモコにするよ!」
C「モコモコヒツジさん! できた! できた!」
※2歳児の場合は、クレパスの線描きをせず、絵の具の塗り広げのみでもいいでしょう。
4.目・口・角などのパーツをのりで貼る
◆戸惑っている子どもには、どんな目や口などにしたいのかを聞き、子どもと一緒に貼る。
T「ここに、ヒツジさんの目や、口、鼻、角があります。貼ってみたい目、口、鼻、角などを選びましょう」
※絵の具を塗り広げた直後で絵の具が乾いていなければ、絵の具に水のりを混ぜているため、のりをつけなくても貼ることができます。
(塗り広げ遊びをした2歳児の作品) 爪でひっかいた跡が線になることを見つけた。
(塗り広げ遊びをした2歳児の作品)
(塗り広げ遊びをした2歳児の作品) ニコニコ顔のかわいいヒツジさん。
(クレパスでヒツジの毛を描いた3歳児の作品)
(クレパスでヒツジの毛を描いた3歳児の作品)
(クレパスでヒツジの毛を描いた3歳児の作品)
アドバイザー:平野真紀
協力園:住の江幼稚園(藤井美樹)