活動のねらい
- 圧縮袋(チャック袋)の中に入っているものに興味を示し、袋の上から触って遊ぶ。
- 水が入っている圧縮袋(チャック袋)の、冷たくて気持ちいい感触を喜ぶ。
目次
- 材料・用具
- 活動のねらい
- 事前準備
- 保育の流れ
- 完成作品例
- 関連コンテンツ
材料・用具
- おりがみ
- 鈴
- チャック付きポリ袋(大・中)
- スポンジ
- お花紙
- 水風船
- ビニールテープ
- 空気入れ
- ボール
- ボディーソープ
- 食紅
- 水
事前準備
- 圧縮袋(チャック袋)に上記の物を入れ、空気を入れてふくらませ、チャックを閉める。(空気がもれないように、養生テープなどの幅広テープで固定する。)
- 袋の中の空気の量は、素材によって調整する。《鈴》振って鳴らせるように多く入れる。《水》不安にならないように少なくする。《大の袋》ビニールテープを貼っておき、ビニールテープに気づいて上に乗るきっかけにする。
保育の流れ
1.小サイズの袋での感触遊び
◆チャック袋の中に、それぞれスポンジ・折り紙・お花紙・鈴・カラーポリ・カラーポリ+水が入っている。
○袋を触る、握る、叩く、舐める。
T「いっぱい入っているよ」
2.中サイズの袋での感触遊ぶ
◆袋の中には、ボディーソープが入っている。
○袋を触る、たたいて泡立てる、揉んで泡をつくる。
T「あれ、何か白いものが・・・」
3.圧縮袋(チャック袋)の中に風船・ボール・色水が入っている
○袋の中の物を取ろうと触る。
○袋に貼ってあるビニールテープに気づき、袋の上に乗る。
○中の風船を取ろうと、執拗に掴む。
T「何か入っているね」
○水の入った袋に乗って遊んでいる。
T「冷たいね。気持ちいいね」
完成作品例
T「はいどうぞ。ふり、ふり、ふり」と振る動作を見せて誘うと、中身の動く様子を注視。
スポンジの入った袋をトントンたたき、スポンジがへこむことに驚き顔。
保育者の声
- 今回の写真(様子)は、6月の子どもの姿です。(まだ1歳になっている子が1人です)
- 1歳を過ぎると、動きも活発になって、より圧縮袋の遊びを楽しむようになりました。
- 水の入った圧縮袋(チャック袋)は、夏場の厚さに気持ち良く、夏の遊びに良いと思います。
まとめ
- 身近にある生活用品・素材の特徴を、うまく感触あそびに生かしています。
- 中に入る材料によって感触の違いが楽しめるのもいいですね。
- 水を入れる場合は、水量への配慮が大切です。
- 心地良さが不安になる場合もあることを考慮しましょう。
アドバイザー・協力園
アドバイザー:舟井 賀世子
協力園:八田荘第二こども園(淺尾 昭子)
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